新放送サービス「i-dio」が7月1日グランドオープン!東海地区へのエリア拡大、インターネット受信も可能に
地上アナログテレビ放送終了後に空いた周波数帯 (VHF-Low帯=99MHz~108MHz)を利用して新放送サービス「i-dio」が7月1日にグランドオープンします。
グランドオープンということで、全国どこもでも受信できるようになるのかと思いきや、そうではありません。
グランドオープンで大きく変わるのは、
- 多彩な受信アプリが登場
- インターネット経由での受信が可能に
- 東海地区に放送エリアが拡大
以上の3点。少し詳しく説明します。
多彩な受信アプリが登場!インターネット経由の受信も可能に
今までは「i-dioアプリ」のみが配信されており、そこから全ての番組を視聴・聴取していました。加えて、グランドオープンに合わせ、各コンテンツに最適化されたアプリが提供されることになりました。
新たにリリースされるのは、「TS PLAY」、「Amanek チャンネル」の2アプリ。3アプリともAndroid/iOSに対応します。
各コンテンツに合わせたアプリがリリースされることで、本格的にコンテンツを楽しめるようになります。
i-dio アプリ
「i-dio アプリ」は今まで同様、全チャンネルの受信が可能です。更に、7月1日にリリース予定のバージョン2.0では、インターネット受信モードが搭載されます。
インターネット受信モードは、その名の通り、インターネット経由でi-dioの放送を受信するものです。ただし、放送エリア内の都道府県に限るということです。
また、放送エリアが全国に広がるまでは無償で提供される、ということのため、全国にエリアが広がった場合は有償になる可能性もあります。
インターネット経由でもi-dioの放送波と同じクオリティの放送を受信可能となっているため、動画並みのパケット通信になります。自宅や公衆のWi-Fiを上手く活用する必要もありそうです。
TS PLAY
「TS PLAY」は高音質フラッグシップチャンネル「TS ONE」をより楽しむためのアプリとなっています。オンエアと連動して、アーティストの情報やジャケット写真などを受信出来ます。
リリース予定は6月28日で、7月中旬には全チャンネルの受信が可能になる予定です。
Amanek チャンネル
「Amanek チャンネル」は、ドライバー向け放送局「Amanek チャンネル」を活用するためのアプリです。ドライバー向けということもあり、現在地に合わせて15分先の情報を伝える天気予報や、ドライブ情報の読み上げをしてくれます。気になる情報はあとからまとめてチェックすることも可能です。
BluetoothやUSBで接続することでカーオーディオで放送を楽しめます(全チャンネルの音声受信が可能だが、映像チャンネルは音声のみ)。
東海地区でも受信が可能に!プレ放送が7月1日からスタート
東海地区の一部でi-dioの受信が可能になります。
まずは7月1日正午からローカルチャンネル「TRAN・Jチャンネル」のプレ放送が開始され、本放送は8月1日から開始となる予定です。
Wi-Fiチューナーの第3期無料モニター募集、車載用フィルムアンテナの発売も!
i-dioを受信するためのWi-Fiチューナーの無料モニター募集が7月1日から開始されます。
また、車載用のフィルムアンテナを使ったTunerBoxが7月にリリース予定です。
正直、放送開始後はあまり話題に上がってこなかったi-dioですが、エリア限定とはいえ、インターネット経由での受信が可能になることで、ちょっと試しに聴いてみるか…という人が増えるのではないでしょうか。多くの人に利用してもらい、認知度を高めていって欲しいです。
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