【root】Gravity BoxでXperiaの「タップして起動」を近接センサーと連携させて誤動作防止!
本記事はroot化したXperia端末向けです。
root化を行うと端末の保証は無効になり、起動不可となる可能性などもありますので、自己責任でお願いします。
Xperia Z2以降のXperia端末には「タップして起動」という、画面をダブルタップしてスリープから復帰出来る機能があります。
電源ボタンを押さずに画面オン出来る便利な機能なのですが、近接センサーとは連携していません。(Xperia Z5は照度センサーと連携しているようです)
ポケット内でも関係なく反応してしまうため、よく誤反応し、最悪なにか誤爆してしまいます。
最近、root化したこともあり、近接センサーと連携させて誤爆を防ぐ方法はないかと探してみました。
色々試した結果、GravityBoxというアプリで出来ることが分かりました。
では、詳しく説明していきたいと思います。
準備の準備
まず、今回の設定を行うためには、
- root化
- Xposed Frameworkの導入
以上、2つのことが必要になります。言うまでも無いかもしれませんが、これらについて簡単な説明を。
root化は、Android端末の管理者権限を取得することです。root化することで、通常では出来ないこと(システムファイルの改変など)が出来るようになります。
Xposed Frameworkは、root化している場合に導入できるもので、対応したアプリをインストールするだけで(比較的)簡単にシステムファイルの改変等が行えるようになるものです。
これらに関しては詳しく説明しませんが、解説しているサイトが多くありますので、そちらを参考にしてください。
GravityBoxのインストール
GravityBoxは、Xposed Framework用のモジュールの1つで、ロック画面、ステータスバー、ナビバーなどに大して様々なカスタマイズが行えるものです。
Xposedを導入している人はインストールしている場合が多いと思います。
GravityBoxは、Xposed Installerの「ダウンロード」からインストールします。
OSのバージョンによってインストールするものが分かれているので、対応するものをインストールして下さい。
4.1(JB)~6.0(MM)までのものがありましたので、Xperia Z2以降は問題なく対応しています。
インストール後は、「モジュール」を開いて、GravityBoxにチェックを入れて、再起動をすると有効になります。
画面ON時に近接センサーを使うようにする
GravityBoxの設定画面から、「電源設定」を開きます。
一番下に、「近接センサーで起動」があるので、チェックを入れます。
このチェックを入れることで、スリープ中に近接センサーが反応しているときは、電源ボタン等を押してもスリープから復帰しなくなります。
もちろん、「タップして起動」をオンにしているときにも有効なので、ポケットの中で誤爆することは無くなります。
これで安心して、「タップして起動」をオンにしておけるようになります。
ちなみに、着信時の誤動作は防ぎたいので、私は「着信時は適用しない」にチェックを入れておきました。
本当にスリープから復帰しないのか検証
近接センサーが反応している時に本当にスリープから復帰しないのか試してみました。
スタートから5秒くらいまでが、近接センサーが反応していない時、
それ以降が、近接センサーが反応している時となっています。近接センサーを指で覆って試しました。
全く反応しなかったので、ポケットに入れている時も安心です!
まとめ
root化というハードルはありますが、もし取得済みであれば試してみてください。
ポケット内での誤反応・誤爆を防げるので、「タップして起動」を安心して使えるようになりますので、結構利便性が上がるのではないでしょうか。
他のメーカーでは、近接センサー等と連携してダブルタップを検知するか判定している端末もあるようなので、Xperiaも次のXシリーズでは対応して欲しいですね。
ちなみに、私はXperia X Performanceを購入予定なので、そこも期待しています。
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