AT&T契約のSIM以外でもBlackberry Priv AT&TモデルのOTAが可能に
先日購入したBlackberry Priv AT&Tモデルは、AT&Tで契約したSIMを挿していないとOTA(インターネット経由のアップデート)を行うことが出来ませんでした。
国内では実質OTAを行うことは出来ず、PCに繋ぎ、autoloaderと呼ばれるファイルを使ってシステムを更新し、初期化を伴うアップデートを行うしかありませんでした。
しかし先日(10月19日あたり)、BlackberryがこのAT&Tの制限を撤廃し、更新が端末に降ってくるように改善を行いました。
Blackberry Priv AT&Tモデルは技適が取得されていないため、日本国内で無線通信を使用すると電波法違反となる場合があります。あくまで自己責任で使用してください。
実際にOTAを試してみる
私はautoloaderで最新バージョンにアップデート済みだったため、1つ前のバージョンにautoloaderを使って戻し、OTA出来るのか試してみました。
アップデート前のビルド番号はAAG202、セキュリティパッチレベルは2016年9月です。
初期化後、セットアップウィザードを完了すると、早速通知画面にアップデート通知が。以前は出てこなかったので、Blackberryが改善を行ったことが分かります。
ダウンロードを開始して、しばらく待つとダウンロード完了のお知らせが出て、再起動を促されるので、再起動するとアップデートが始まります。
更に待つとアップデート完了です。
アップデート後はビルド番号がAAG853、セキュリティパッチが2016年10月に変わっています。
無事にOTAでアップデートを行うことが出来ました。もちろんデータも残ったままです!
アップデートチェックも以前は、AT&T独自の表示だったのですが、他のAndroid端末で見慣れたものになっていました。
OTA出来ずにセキュリティに問題が出るのが許せなかった?
セキュリティパッチの更新がほぼ毎月あるPrivなので、毎度autoloaderでアップデートするのは大変だなぁ…と思っていたので、これはありがたい対応です。
アップデートされずにセキュリティに問題がある状態のPrivが残るのがBlackberry 的には許せなかったのかもしれませんね。まさか公式にこのような対応が行われるとは予想もしていなかったので、嬉しいです。
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